東京新聞2023年7月3日付(ウェブ版)に『自分の解答データなのに非開示…スピーキングテストの音声に他の人の声が混入 これでも音漏れは大丈夫?』が掲載されている。
東京都立高校入試の判定資料となる、都内の中学校3年向けの「英語スピーキングテスト(ESAT-J)」。このテストについては実施方法に重大な問題があると指摘された。
問題のひとつとして、スピーキング内容を録音機器に吹き込む方式での解答中に、周囲の受験生の声が聞こえたり録音機器に入るなどして、公正な試験実施や採点が難しいのではないかというものがあった。
受験生の解答内容については、希望すれば音声データを開示するとしている。しかしそれは、ノイズなどをカットして本人の声を機械抽出した加工がされているという。
これについて、当時受験した生徒の保護者が、自分の子どもの解答内容について、加工前の生データの開示を求めて情報公開したところ、都教委からは非公開扱いされたというニュース。
非公開の理由は「開示請求者以外のほかの受験者の音声などが入っていて、開示請求者以外の第三者個人の権利侵害につながるおそれがある」というものだったという。
ということは、この非公開理由を裏返していえば、「スピーキングテストの実施状況は、他の受験生の音声が解答用録音機器に容易に入るような状況でおこなわれていた」ということを裏付けていることにもなる。
スピーキングテストでは受験生から、「周囲の受験生の解答の状況が聞こえていた。録音機器にも周囲の声が入っていた」などの証言があったという。また同じ会場で、教室を分けて前半組と後半組での試験とし、受験しない方は教室に待機するという方式だったが、前半組の解答の声が、待機している後半組の教室にも聞こえ、後半組にあたった生徒は事前準備などもできて有利になったのではないかという声もあった。
それらのことで、「ほかの受験生の解答状況が自分の解答として採点されているのではないか」などの不安も出て、公正な採点に影響が出るのではないかという危惧が出されていた。
東京都教育委員会は、それらの受験生や市民団体から寄せられた声については「試験会場の担当者からはそのような報告などは受けていない」として否定していた。しかし、情報公開での非公開措置の理由によって、受験生や市民団体から寄せられた実態告発は大筋で正しかったことが、間接的に裏付けられたことになってしまっている。
東京都立高校入試の判定資料となる、都内の中学校3年向けの「英語スピーキングテスト(ESAT-J)」。このテストについては実施方法に重大な問題があると指摘された。
問題のひとつとして、スピーキング内容を録音機器に吹き込む方式での解答中に、周囲の受験生の声が聞こえたり録音機器に入るなどして、公正な試験実施や採点が難しいのではないかというものがあった。
受験生の解答内容については、希望すれば音声データを開示するとしている。しかしそれは、ノイズなどをカットして本人の声を機械抽出した加工がされているという。
これについて、当時受験した生徒の保護者が、自分の子どもの解答内容について、加工前の生データの開示を求めて情報公開したところ、都教委からは非公開扱いされたというニュース。
非公開の理由は「開示請求者以外のほかの受験者の音声などが入っていて、開示請求者以外の第三者個人の権利侵害につながるおそれがある」というものだったという。
ということは、この非公開理由を裏返していえば、「スピーキングテストの実施状況は、他の受験生の音声が解答用録音機器に容易に入るような状況でおこなわれていた」ということを裏付けていることにもなる。
スピーキングテストでは受験生から、「周囲の受験生の解答の状況が聞こえていた。録音機器にも周囲の声が入っていた」などの証言があったという。また同じ会場で、教室を分けて前半組と後半組での試験とし、受験しない方は教室に待機するという方式だったが、前半組の解答の声が、待機している後半組の教室にも聞こえ、後半組にあたった生徒は事前準備などもできて有利になったのではないかという声もあった。
それらのことで、「ほかの受験生の解答状況が自分の解答として採点されているのではないか」などの不安も出て、公正な採点に影響が出るのではないかという危惧が出されていた。
東京都教育委員会は、それらの受験生や市民団体から寄せられた声については「試験会場の担当者からはそのような報告などは受けていない」として否定していた。しかし、情報公開での非公開措置の理由によって、受験生や市民団体から寄せられた実態告発は大筋で正しかったことが、間接的に裏付けられたことになってしまっている。