滋賀県守山市立小学校で、職員用更衣室から教職員の私物が盗まれる事案があり、市教委が当該教員に対して警察への被害届提出を断念するよう求めていたことがわかった。
経過
事件は2022年6月に発生した。被害に気づいた教諭が学校側に被害申告し、また警察に被害届を出す意向を伝えた。しかし当該校の校長は守山市教育委員会と相談の上で、「学校に警察が入ることで、子どもや教諭に疑いの目が向けられる影響を考えてほしい」などと被害教諭に求め、被害教諭は警察への届け出を一度断念させられたという。
しかし、その措置に納得できなかった被害教諭は弁護士と相談の上で、約7ヶ月後の2023年1月に警察に被害届を出した。
盗難事件では、同じ学校に勤務する男性教諭が関与していたことが判明したとして、滋賀県教育委員会が2023年6月、男性教諭を懲戒免職処分にした。
この事案では、学校側が被害届を出すのをためらわせるような圧力をかけたことになっている。こんな対応でいいのか。