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大阪府門真市立中学校で2022年2月、当時3年だった男子生徒が自殺する事案があった。
この事案について被害生徒の保護者と代理人弁護士が2024年2月14日に記者会見した。被害生徒へのいじめがあり、第三者委員会で63件が認定されていたことが明らかにされた。
いじめの大半は、SNSを通じた中傷だという。「sine(死ね)」「Uzai(うざい)」などの書き込みがあったとされる。またこのほかにも、当初は当該生徒と直接関わりがないとみられていた、当該生徒がメンバーになっていないSNSグループでの書き込みも、いじめと認定された。
このほか、仲間はずれにされるなどの事案もあったとしている、いじめは1年の頃から続いていた。
生徒は学校側に被害を訴えていたが、学校側は十分な対応を取らなかったとしている。
いじめの問題については、直接的に生徒に加害行為を加えるものにとどまらない。ネットを通じて精神的な危害を与える「ネットいじめ」のケースが、ここ十数年深刻化している。
「ネットいじめ」への対応も、学校にとどまらない内容もあるとは言えども、対応が必要になってくる。直接的物理的な行為と同様の対応が求められている。