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福岡市立中学校の1年のクラスで、入学式の日に発表したクラス分けを撤回し、改めてクラス分けをやり直していたことがわかった。・
報道によると、以下のようなことが指摘されている。
福岡市では、中学校1年は入学式当日の生徒数でクラス編成をおこなうことになっている。新入生は281人だったとして、35人学級編成で9クラスに分け、2024年4月10日の入学式でクラスを発表した。
しかし当日、生徒1人が校区外に転居していたことが判明した。当該校ではそのことに気づかず、転居先の就学校の校長が当日の式の開始直前、「そちらの新入生がうちの入学式に来ている」と当該校に連絡して判明したという。
学校側はそのまま入学式を実施した上で、新入生は280人になるので8クラスに減ることを説明した。そして改めてクラス編成をやり直し、翌11日より新しい8クラスに分け直した。
これ以上の詳細はわからないものの、転居とそれに伴う就学校・入学先の変更が、学校や行政に伝わっていなかったのではないかとも推測される。しかも当該校の新入生がクラス編成を左右する人数で、クラス編成に影響を与えることになったという状況も重なった。
めったにないことではあるが、当事者の混乱は大変なものであったであろう。