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福岡県春日市立中学校で、一度発表した新年度のクラス分けにミスがあったとして撤回し、新たなクラス分けを発表していたことがわかった。

同校では2024年4月8日の始業式で、新年度のクラス分けを発表した。しかし2年の学級編成にミスがあり、生徒の心身面で配慮する事情を見落として編成をおこなっていたことが発覚した。そのため翌4月9日に学年集会を開き、クラス分けをやり直すことを伝えたうえで、11日より新しいクラス編成にした。

類似の「クラス分けのやり直し」の事案は、2024年度の新年度に、滋賀県守山市福岡市でも発生していると報道されている。

関係生徒個人のプライバシーにもかかわるので詳細は公表できないのだろうが、クラス分けに際して、関係生徒が1年間耐えられないと思われるほどで、やり直しに踏み切るほどの重大な事情が発覚したものだと推測される。そういう事情を事前に把握しているのなら配慮は必要であろう。一方で、それを見落としてしまうほどの、教員の多忙さや業務内容の多さなどについても考えたい。

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