滋賀県大津市立皇子山中学校2年の男子生徒が2011年10月に自殺した事件で、この生徒への暴行の様子を担任教諭が目撃しながら、笑いながら「やりすぎるなよ」と声をかけるだけで止めなかったという証言があることが、一部報道で報じられている。


 朝日新聞(web)2012年7月6日付『担任「やりすぎんなよ」 大津自殺、暴力見た生徒が証言』が報じている。
 記事によると、複数の同級生が遺族に証言し、裁判でも大津市は事実関係を一部認めているということである。
 加害者2人が被害者に暴行を振るう様子を担任教諭が目撃し、隣にいながら、笑いながら「やりすぎるなよ」といって止めなかったという証言がある。また一部の証言では別の教員もいたともいう。
 これが事実ならば、教師の対応は決して許されないものであり、いじめ問題の基本を無視した対応である。
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