文部科学省が道徳教育の教科化を、2018年度にも計画している次期学習指導要領の時期より前倒しして導入することを検討していると報じられた。
2015年度~16年度にも導入すべきだという意見が出ているという。
しかし道徳教育は教科になじむものではない。道徳教育は教科とは違い、児童・生徒の内面の価値観を育てることに関わるので、外部の自然や社会の客観的事象から導かれる「正解」というものはない。
教科にすると、特定の内容を「正解」にして評価し成績をつけることにもなり、児童・生徒に特定の価値観を押し付けることになる。学習指導要領を作るのは文部科学省、ということは政府・支配層にとって都合のいい価値観が教育内容に反映されることが予想される。これでは問題であろう。
2015年度~16年度にも導入すべきだという意見が出ているという。
しかし道徳教育は教科になじむものではない。道徳教育は教科とは違い、児童・生徒の内面の価値観を育てることに関わるので、外部の自然や社会の客観的事象から導かれる「正解」というものはない。
教科にすると、特定の内容を「正解」にして評価し成績をつけることにもなり、児童・生徒に特定の価値観を押し付けることになる。学習指導要領を作るのは文部科学省、ということは政府・支配層にとって都合のいい価値観が教育内容に反映されることが予想される。これでは問題であろう。