自民党教育再生実行本部の「教科書検定の在り方特別部会」は5月12日、教科書の記述や教科書検定のあり方などを定める「教科書法」の制定を目指す提言を取りまとめた。


 この提言については、現行教科書が「自虐史観」にとらわれているなどとして是正を図ることが背景にある。提言の中でも、そういうことを是正することを明記している。
 要は、右派にとって「都合が悪い・気に入らない」とみなしている史実については、存在そのものを隠したり右派にとって都合の良いように歪めたりするために、国が介入することを正当化する目的があるということであろう。
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