衆議院文部科学委員会は6月19日、与野党が提出していたいじめ防止対策推進法案を賛成多数で可決した、共産・社民の両党は法案の問題点を指摘して反対した。

 6月20日の本会議で採決され、参院に送付されたのち6月21日の参院本会議で可決成立する見通し。
 当初の与党案では、いじめの厳罰化、「道徳教育」「規範意識」の押し付け、遺族などが真相を知る権利が不明確、などの問題点があると指摘されていた。当初は野党案が別に提出されたものの、与野党協議の場で、与党案をベースにした案に統一する形で、与党と一部野党が合意した。

 しかも案の提出は6月18日で、わずか1日の審議での採択。拙速すぎるのではないだろうか。
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