読売新聞の集計によると、2012年度に「体罰」が全国の小中高校で約6000件あり、被害者は約1万2000人にのぼっていることがわかった。

文部科学省が現在、「体罰」の実態について全国的な統計調査をまとめている最中だが、文科省の中間報告に加えて読売新聞独自で教育委員会に取材した結果を加味してまとめた数値だということである。

「体罰」といわれる暴力行為が横行し、多くの児童・生徒が被害にあっている状況が浮かび上がる。「体罰」は決して正当化できない行為であり、加害者への厳正な措置と再発防止策の徹底、被害者へのケアを図っていかなければならない。

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