大阪市住吉区苅田のマンションの一室で8月24日夜、生後4ヶ月の男児が外傷性くも膜下出血で死亡していたことがわかった。母親は直前に児童と姉(4歳)が寝ているのを確認した上で30分ほど外出し、帰宅して異変に気づいたと話している。


 報道によると、母親は子ども2人との3人暮らし。午後10時20分頃、きょうだいが眠っているのを確認した上で、玄関や窓に鍵をかけて外出したという。約30分後の午後10時50分頃に帰宅すると、寝ている姉の横で、児童が冷たくなっていたという。午後11時頃に119番通報し、搬送先の病院で死亡が確認された。室内に荒らされた形跡はなかったという。
 司法解剖の結果、児童は頭蓋骨を骨折し、外傷性くも膜下出血を発症して死亡したことがわかった。死亡推定時刻は24日午後10時半頃だった。大阪府警は殺人容疑で捜査している。
 乳幼児に関しては、短時間の外出でも目を離すと、転落や失火など思わぬ事故や事件につながってしまう例は、過去にいくつもあった。児童が寝ているからといって安心できない。
(参考)
◎頭蓋骨骨折、乳児死亡=母親外出中、事件で捜査-大阪府警(時事通信 2013/8/24)
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