沖縄県八重山地区の教科書採択に関して文部科学省が竹富町の採択を「違法」と扱っている問題で、文部科学省は4月17日、初等中等教育局長が町教育長と面会し、育鵬社版への教科書変更を求めた。町側は文科省の主張に否定的な見解を示した。


 文科省側は「育鵬社版への教科書変更」「2015年度採択については、共同採択地区となる自治体との採択に関する規約づくりを進める」の2点を求めた。そのうえで、町が採択した東京書籍版については副読本として扱う方法があると迫った。
 そもそもこの間の経過から、竹富町の行為を「違法」認定していることがおかしい。発端となった採択地区協議会では、育鵬社版教科書については現場教員からの希望はあがらず、教科書の内容を吟味する調査員の評価はマイナスだった。それでも強引な手法で採択工作をおこなった。採択委員は採択の際に「教科書を読んでいない」とも証言している。
 一方で竹富町は方教育行政法の規定をもとに東京書籍版を採択している。一方的に「違法」と決めつけられないのは明白である。
 何が何でも育鵬社版を押し付けるという政治的圧力を感じる。