熊本県の私立開新高校空手部の重体事故で、顧問教諭が暴行容疑で起訴猶予処分となったことを不服として、被害生徒の家族が検察審査会に不服申し立てをおこなっていたことがわかりました。

 顧問教諭は業務上過失傷害罪では罰金刑が確定しました。しかし暴行については2009年12月25日付で起訴猶予処分となりました。

 事故の概要については、当ブログ過去記事『開新高校空手部重体事故:顧問教諭に罰金刑』(2010/1/24)、および『熊本・開新高校空手部重体事件:顧問を略式起訴』(2009/12/30)に詳細を譲ります。

 『読売新聞』の記事によると、以下のような内容が報じられています。
『読売新聞』2010/4/25『空手部顧問暴行不起訴、生徒両親が検察審申し立て』

 父親は「暴行を見たという証言もあり、不起訴は納得できない。息子は読み書きも満足にできなくなっており、真相を知りたい」と話している。


 暴行についても全くの問題外であり、検察審査会が適正な判断をすることを望みます。
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