『読売新聞』(web版)2010年5月28日配信記事によると、2011年度から使用される小学校6年生の社会科教科書に、縄文時代の記述が復活するということです。


 現行学習指導要領では6年生の社会科の目標で縄文時代を指導するよう明示する記載はなく、2002年度以降の教科書では縄文時代・旧石器時代の記述が削除されました。
 のちに学習指導要領の一部修正がおこなわれ「発展的な内容」として扱っていいとはなり、一部教科書では「発展的内容」として記載が一応復活したようですが、あくまでも欄外コラム的な扱いにとどまっていました。
 一方で新学習指導要領では、「狩猟・採集や農耕の生活、古墳について調べ」と旧石器時代や縄文時代について指導するよう示す記述が記載されました(現行学習指導要領で対応する文章は「農耕の始まり、古墳について調べ」)。
 当方としては教科書の現物をまだ読んだわけではなく読売新聞の情報によりますが、記載が復活したのならば歓迎すべきことでしょう。
(参考)
◎小6教科書に「縄文時代」復活、10年ぶり(読売新聞 2010/5/28)
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