大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件(2001年6月8日)から9年目となる6月8日、同校では追悼式典「祈りと誓いの集い」が開催されました。


 この事件以降学校安全に関する取り組みが、全校的に見直されてきました。附属池田小学校でも学校警備の強化や学校独自教科「安全科」の設置など、ソフト・ハード両面で対策をとっているということです。
 附属池田小学校事件以後にも、不審者侵入や登下校時に事件に巻き込まれるなど、学校安全が問われる事件が相次いでいます。例えば、2005年2月には大阪府寝屋川市立中央小学校に不審者が侵入し教職員を殺傷する事件が発生しています。2010年6月8日には折しも追悼式典が行われていた同じ頃、大阪府東大阪市の大阪府立高校で保護者が刃物を持って校内で暴れる事件が発生したと報じられました。
 このような事故を再び発生させないためには何をしていかなければならないのでしょうか。事故の風化を防ぎ、日常的な取り組みを着実に積み重ねていくことこそが重要になってくるでしょう。

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