広島県福山市のパチンコ店で6月12日夕方、駐車場に止めた車内に5歳男児を置き去りにして脱水症を負わせたとして、母親(23)が保護責任者遺棄致傷容疑で逮捕されました。


 児童は病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
 事故当時の気温は30度近くありました。駐車場を巡回していたパチンコ店従業員が、エアコンをかけずに窓を閉め切った車の中に児童が置き去りにされているのを発見し、警察と消防に通報したということです。母親は同日午後4時頃から約2時間にわたってパチンコをしていたとされています。
 今回の場合は命に別状がなかったことが不幸中の幸いでした。その一方で、パチンコ店駐車場に止めた自動車内に児童を置き去りにし、親がパチンコに熱中したことでの熱中症死亡事件は、毎年のようにあちこちで繰り返し発生しています。この手の事件は児童虐待であり、決して許されるような行為ではありません。
(参考)
◎長男放置しパチンコ 母親逮捕(NHK広島放送局 2010/6/13)
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