滋賀県野洲市の滋賀県立野洲養護学校で特定の生徒への虐待行為が繰り返されていたことが発覚しました。滋賀県教育委員会は7月21日付で、関与した教諭4人をそれぞれ停職1ヶ月の懲戒処分にしました。

被害にあった生徒は、肢体不自由の障害を持つ高等部の男子生徒だということです。加害教諭4人はそれぞれ、この生徒に対して、ペンチを持ちながら「このペンチで乳首挟んだら痛いやろうなぁ」などと不適切発言をおこなう、歯医者の真似をするなどと称してペンチを前歯に当てる、リハビリ中に下半身を触る、生徒が嫌がっているにもかかわらず給食に一味唐辛子をふりかけるなどの行為を繰り返したということです。
加害教師は4人とも事実関係を認め、動機について「生徒が学校に馴染めなかった様子だった。緊張を和らげてコミュニケーションを図るためにやった」などと話したということです。
しかしこれは明らかな虐待行為であり、コミュニケーションなどと強弁するなど論外です。停職1ヶ月の処分でも甘いぐらいです。
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