橋下徹大阪府知事は2011年度の私学助成について、小中学校への助成金約10億円を削減し私立高校無償化拡大に回す方針を明らかにしました。


 私立高校無償化の対象世帯を年収610万円未満(現行は350万円未満)までに拡大し、無償化の対象とならない生徒への補助も手厚くするといいます。一方で私立小中学校への助成を削減することから、私立小中学校の経営を圧迫し、授業料値上げにつながる危険性もあります。
 高校無償化拡大は歓迎すべきなのでしょうが、その一方で小中学生やその世帯にしわ寄せがくるおそれのあるような方法での実施に対しては、複雑な思いです。
(参考)
◎小中助成10億円削減し高校無償化拡大へ…大阪(読売新聞 2010/11/9)
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