小中学校の35人学級について、政府は12月13日までに、2011年度予算での実施を見送る方針を固めたということです。


 文部科学省は2011年度以降8年間で段階的に35人学級を実施する予算要求を主張していました。2011年度については、小学校1~2年での実施を目指していました。しかし教職員の人件費増大に否定的な意見が出され、実施を見送ることになりました。
 少人数学級の導入で児童・生徒への目が届きやすくなり、きめ細かい教育ができるようになることが指摘されています。財政的な問題はあるのでしょうが、できるだけ早期に実現することが求められます。今回の見送りはきわめて残念なことです。
(参考)
◎35人学級見送りへ、人件費抑制を優先(読売新聞 2010/12/14)
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