北海道滝川市立中学校1年の男子生徒が3月5日朝、いじめを苦にして自宅マンション5階から飛び降り自殺を図り、右足骨折などの重傷を負っていたことがわかりました。

 事故当時現場では積雪が深かったため、雪がクッションとなって一命を取り留め、命に別条はないということです。

 生徒は飛び降りる直前に、家族に対していじめ被害を訴えるメールを送信していたということです。また事件直後の学校の調査でも、「この生徒へのいじめを目撃した」とする証言が複数あったということです。

 滝川市といえば、2005年に発生し翌2006年になって大きく報じられた、滝川市立江部乙小学校いじめ自殺事件がありました。

 滝川市では江部乙小学校事件を受けていじめ問題への対策の強化を打ち出しています。しかしそんなさなかにいじめ自殺未遂問題が発生したことになります。今回の問題ではどのように対応していくのか、いじめの事実隠蔽に走らせてはいけません。
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