虐待が疑われて静岡市児童相談所に保護された児童について、両親が不服を申し立てて訴訟を準備する意向を示し、静岡地裁が児童相談所に対して証拠保全手続きをおこなっていたことがわかりました。


 児童にあざなどが見られたことから、通っていた小学校から児童相談所に通報があって保護されたということです。両親は児童の尻を子ども用プラスチックバットでたたいたり平手打ちをするなどしたことを認めていますが「しつけのためで虐待ではない」と主張しているいうことです。証拠保全により、児童相談所側が所持している資料がコピーして運び出されたということです。
 こういう申立や訴訟も手続き上は可能なのでしょうが、実際問題としては「虐待への居直り」のようにも見えて釈然としません。
(参考)
静岡地裁、児童相談所に立ち入り 異例の「証拠保全」(産経新聞 2009/4/12)
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