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家族や教師から大切にされていると感じる子どもほど、危険な行動をとらないようにしようという意識が働く傾向がみられることが、この調査ではみられたということです。逆に、家族や教師らから大切にされていないと感じ、孤立感を感じている子どもは、「事故に遭うのは運が悪いから」「気をつけていても仕方がない」などと考えるなど、投げやりともいえる低い自尊感情が目立つ傾向にあったということです。
「子どもは『自分が大切にされている』と感じることで、自分自身や他者への好ましい態度を育成することができる。逆に、家庭での虐待、教師の『体罰』や児童・生徒いじめなど、子どもにとって『自分が大切にされていない』と感じさせる行為が、子どもの心理状態にも影を落とす」ということが、この結果からも推測されます。