『琉球新報』が、「シンボルより安全優先 事件増え、名札様変わり〔『琉球新報』2006/4/11〕」という記事を掲載しています。
 記事によると、沖縄県内の小学校で、防犯や登下校時の安全のために、登下校時は名札をはずすように指導したり、校外では名前の部分を隠せる防犯名札を導入するなどの取り組みが進んでいるということです。

 沖縄だけに限らず全国的に、登下校の安全を考慮して、名札の扱いを見直す小学校が増加しているようです。
 実際に不審者が名札をみて「○○ちゃん」と呼びかけて警戒心を解こうとするなどの声かけ事件も起こっているようです。また名札から個人名や住所などのプライバシー情報を不審者に突き止められる危険性もあります。

 少なくとも校外では「防犯」「プライバシー保護」などの観点から名札をはずしたり、名前部分を隠せるようにするのは、昨今の社会情勢を考えれば必然的な流れなのかもしれません。
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