福岡県太宰府市の私立筑紫台高校で2013年11月、当時3年生だった男子生徒が同級生からの集団いじめを苦に自殺した事件について、遺族と加害生徒側一人との和解が3月9日までに成立した。和解成立は初めてとなる。
生徒は高校1年の頃から、身体的特徴をからかわれるなどのいじめを受け、2013年に自殺した。遺族側は、いじめに関与した加害生徒8人と学校側を相手取り、損害賠償金の支払いや校内にいじめ謝罪文を掲示することなどを求めて民事提訴していた。
和解内容は、▼加害生徒側が遺族側に和解金(金額非公表)を支払う。▼加害生徒側が、自殺した生徒に暴力を振るっていたことを認め、法的責任があることを認める。▼校内の謝罪文掲示に異議を申し立てない。――などとなっているという。
他の生徒との和解協議も引き続き進めるとしている。
生徒一人との和解が成立したのは、一区切りではある。
一方で学校側は、法的責任を争う方針を示しているともされる。早期解決と再発防止策を真摯に検討していくべきではないのか。
(参考)
◎福岡いじめ自殺 遺族と同級生1人との和解が成立(毎日新聞 2018/3/9)
生徒は高校1年の頃から、身体的特徴をからかわれるなどのいじめを受け、2013年に自殺した。遺族側は、いじめに関与した加害生徒8人と学校側を相手取り、損害賠償金の支払いや校内にいじめ謝罪文を掲示することなどを求めて民事提訴していた。
和解内容は、▼加害生徒側が遺族側に和解金(金額非公表)を支払う。▼加害生徒側が、自殺した生徒に暴力を振るっていたことを認め、法的責任があることを認める。▼校内の謝罪文掲示に異議を申し立てない。――などとなっているという。
他の生徒との和解協議も引き続き進めるとしている。
生徒一人との和解が成立したのは、一区切りではある。
一方で学校側は、法的責任を争う方針を示しているともされる。早期解決と再発防止策を真摯に検討していくべきではないのか。
(参考)
◎福岡いじめ自殺 遺族と同級生1人との和解が成立(毎日新聞 2018/3/9)