埼玉県鶴ヶ島市立小学校6年の女子児童が2017年11月に自殺した問題で、鶴ヶ島市教育委員会が設置した第三者委員会は3月27日、死亡した児童へのいじめがあったと認定した。

 またいじめと自殺との関連性についても、関連性があると指摘した。

 児童は2017年11月、自宅2階から飛び降りて死亡した。登校してこないのを不審に思った教職員が自宅に様子を見に行き、庭で倒れている児童を発見した。

 第三者委員会の調査では、自殺の2ヶ月前の2017年9月以降、自殺した児童が同級生からいじめを受けていたことを確認したという。悪口を言われる、お菓子・雑誌・カラオケの代金などを支払わされるなどの行為を確認した。

 さらに、この児童が5年時にもいじめを受けていたという訴えがあったことを指摘し、学校が組織的に見守るなどすべきだった、学校にも責任があると指摘している。

 指摘されたいじめの内容は、かなり深刻な事態ではないか。学校側の対応についても再検証し、同種事案への対応へと生かしていく必要がある。

(参考)
◎小6女児の自殺 いじめとの関連性認める 埼玉 鶴ヶ島(NHKニュース 2018/3/27)
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