NHKニュースが2018年7月5日、『学校エアコン 狂想曲』という特集記事を配信した。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180705/k10011510661000.html
全国の学校のエアコンの設置状況や、児童・生徒・保護者の声を取材している。
記事では、以下の状況を紹介している。
近年の温暖化やヒートアイランド現象の進行、市街地化や高層建築物の増加などに伴い、猛暑日が増加したり、風通しが悪く熱がこもりやすい状態になったりして、エアコンは日本の大半の地域でもはや必需品となっているといっていい。
学校施設へのエアコンについても、地域によって整備状況に差があり、また費用の問題がネックとなって踏み切れないところもあるというが、学業への集中や児童生徒の健康状態・また授業を担当する教員の健康や労働条件も考えれば、早急な対策が求められているといえる。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180705/k10011510661000.html
全国の学校のエアコンの設置状況や、児童・生徒・保護者の声を取材している。
記事で紹介された声
記事では、以下の状況を紹介している。
- 「先週、熱中症疑いで早退した娘。今時エアコン無しで勉強しろって言う方が無理」(ツイッター)。
- 前年度、熱中症のような症状を訴える生徒が続出し、午後の授業を打ち切ったことがあった。今年は例年通りの大型扇風機の設置に加えて、生徒の水分補給を認める・制服から通気性のよいジャージに着替えることを認めるといった新規対策をとった(福島県立高校)。
- 市立小中学校でのエアコン設置費用を捻出するため、「ふるさと納税」で協力を呼びかける(奈良県生駒市)。
- 税収減で、給食センター建て替えなどを優先すると判断され、エアコン設置が後回しになった(千葉県白井市)。
エアコンはもはや必須
近年の温暖化やヒートアイランド現象の進行、市街地化や高層建築物の増加などに伴い、猛暑日が増加したり、風通しが悪く熱がこもりやすい状態になったりして、エアコンは日本の大半の地域でもはや必需品となっているといっていい。
学校施設へのエアコンについても、地域によって整備状況に差があり、また費用の問題がネックとなって踏み切れないところもあるというが、学業への集中や児童生徒の健康状態・また授業を担当する教員の健康や労働条件も考えれば、早急な対策が求められているといえる。