岩手県立盛岡第一高校バレーボール部顧問だった男性教諭が2008年、当時の部員に「体罰」・暴力行為や暴言を繰り返した事件で、岩手県教育委員会は2019年3月20日、教諭を減給1ヶ月の懲戒処分にした。

 被害者の一人が民事訴訟を提訴し、教諭の暴力や暴言を認定して岩手県に損害賠償を命じる判決が2019年2月に確定していた。

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 また当該教諭は事件から10年後の2018年、転任先の岩手県立不来方高校でバレーボール部の指導中に部員に暴言や暴力行為を繰り返して自殺に追い込んだとも指摘されている。

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事件は極めて悪質



 今回懲戒処分の対象になった2008年の事件では、当該教諭は部員に対して、ボールを至近距離からぶつける・平手打ちを加えるなどの暴力行為、長時間にわたって罵倒する、手に持っていたカギを部屋の壁に投げつけたり机を叩くなどして威嚇するなどの行為があったとされる。また「お前のような人間が社会を駄目にする」などとも暴言を吐いたともされる。

 事件は極めて悪質であり、懲戒処分は当然ではないか。むしろ、処分は軽いとも思える。

 しかも当該教諭は不来方高校でも事件を起こしている。盛岡第一高校時代の暴力行為に早期に対応していれば、不来方高校での事件も未然に防げたかもしれない。