栃木県宇都宮市立中学校で7月21日、男子バレーボール部の外部コーチが部員の生徒2人に暴行を加え、6針縫うケガを負わせていたことがわかった。宇都宮市教育委員会が7月23日に発表した。

 発表によると、コーチはこの日の大会で、チームが試合に敗退したことに立腹し、部員2人の足を蹴るなどし、平手打ちを加えたという。被害部員のうち1人が、暴行をよけようとしたはずみで、近くにあった靴箱に頭をぶつけて救急搬送され、6針縫ったという。

 コーチは教職員ではなく、学校側の依頼を受けて指導にあたっていた。

 このような行為は指導でも何でもない。私的感情にまかせた暴力行為である。部活動ではこういう暴力行為を「指導」とするようなとんでもないことがまかり通っているが、それは暴力行為でしかなく、根絶すべきものである。
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