山形県鶴岡市教育委員会は8月19日、市立小学校でいじめ事案があり被害児童1人が不登校になっているとして、第三者委員会「いじめ問題対応委員会」を設置する方針を明らかにした。2019年8月中にも設置し、9月にも第1回会合を開く方向で準備している。

 被害児童は同じ学級の複数の児童からいじめを受け、2019年5月以降登校できない状態が続いているという。

 鶴岡市教委では2019年5月以降、当該校とともに関係児童や保護者からの聞き取り調査をおこない、いじめ防止対策推進法に規定された「いじめを起因する重大事態」が発生したと判断した。

 いじめの内容については、報道の内容以上のことは不明ではある。しかしいじめがあり、児童が登校できない状態に追い込まれたことは尋常なことではない。ていねいな調査と同時に、学校などでは被害児童へのケアなど適切な対応が求められている。
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