千葉県鴨川市教育委員会は2020年2月4日、新型コロナウイルスによる肺炎を理由にしたいじめが、市立小中学校で計5件起きていたことを確認したと発表した。
新型コロナウイルス肺炎が発生した中国・武漢からの帰国者が、2020年1月下旬より経過観察のため近隣の勝浦市のホテルに滞在し、また陽性反応が出た人が鴨川市内の病院に入院していることを受け、「ホテル従業員や病院職員の子どもが学校でいじめを受けている」という訴えが出ていた。
鴨川市教委が2020年2月3日、市内の全市立小中学校(小学校7校・中学校3校)の児童生徒にアンケート調査をおこなった。その結果、「コロナウイルスにかかっている」とからかわれたとする訴えが、小学校で3件、中学校で1件あった。「友人がコロナウイルスと言われていた」とする訴えも小学校で1件あった。
一方で、病院関係者の子どもであることを理由にしたいじめは確認できなかったともしている。
コロナウイルスを理由としたいじめは、風評被害による人権侵害・差別的な行為だといえる。このような行為は未然に防がなければいけないし、万が一発生した場合でも早期に是正されなければならない。
新型コロナウイルス肺炎が発生した中国・武漢からの帰国者が、2020年1月下旬より経過観察のため近隣の勝浦市のホテルに滞在し、また陽性反応が出た人が鴨川市内の病院に入院していることを受け、「ホテル従業員や病院職員の子どもが学校でいじめを受けている」という訴えが出ていた。
鴨川市教委が2020年2月3日、市内の全市立小中学校(小学校7校・中学校3校)の児童生徒にアンケート調査をおこなった。その結果、「コロナウイルスにかかっている」とからかわれたとする訴えが、小学校で3件、中学校で1件あった。「友人がコロナウイルスと言われていた」とする訴えも小学校で1件あった。
一方で、病院関係者の子どもであることを理由にしたいじめは確認できなかったともしている。
コロナウイルスを理由としたいじめは、風評被害による人権侵害・差別的な行為だといえる。このような行為は未然に防がなければいけないし、万が一発生した場合でも早期に是正されなければならない。