兵庫県尼崎市立尼崎高校の水泳部で2017年、当時1年の女子生徒がいじめ被害を訴えて不登校になり、のち退学した事案があったことがわかった。保護者が調査を申し入れたにもかかわらず、学校が2年以上放置したと、2020年3月23日に報じられた。

尼崎市教育委員会は2020年3月になり、重大事態と判断して調査委員会を設置する方針を固めた。

https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202003/0013200950.shtml

元生徒は1年だった2017年夏頃から、複数の部員から仲間はずれにされる・悪口を振りまかれるなどのいじめを受けたという。顧問に相談したものの、自分たちで解決するよう促されるだけだったとされる。

元生徒は2017年11月より不登校状態になった。その後も顧問からの電話連絡や自宅訪問などが続いたことで苦痛に感じて体調を崩し、めまいや頭痛などの症状を発症し、起立性調節障害などと診断されたという。

同校では別の事件も相次いで発覚


尼崎市立尼崎高校水泳部では2019年度、2年の女子生徒がいじめを受けて不登校になった事案があり、2020年2月末に報道されている。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202002/0013150869.shtml

http://kyoukublog.wp.xdomain.jp/post-20822/

今回報道されたものは、以前に報道されたものと別の案件だと思われる。

また同校では体育科を設置し、スポーツ系の部活動も盛んだが、2018年度には複数の運動部での「体罰」・暴力事案とそれに対する不適切対応も相次いで発覚して問題になっている。

重大ないじめ・人権侵害が相次いで発覚したことは、極めて問題である。それぞれの案件について、ていねいに調査した上で、必要な対応をとらなければならない。またいじめ・人権侵害を許さないような風潮づくりにも取り組むべきである。