新型コロナウイルス問題で大学生や大学受験生への影響が出ていることについて、広島文化学園大学の伊藤駿・専任講師らが大学生・大学院生や受験生を対象にオンライン緊急アンケートを実施し、このほど結果がまとまったとのこと。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-05-05/2020050511_02_1.html

アンケートは2020年4月22日~30日に実施し、大学生・院生1363人と受験生216人が回答した。

大学生・院生からは、経済状況悪化に伴う授業料支払いや生活費に対する不安、予定通りの就職活動ができるのかといった不安などが寄せられた。また受験生からは、家庭の経済状況悪化に伴って受験をあきらめざるを得ないかもという話になっているなどの将来への不安や、休校や外出自粛の影響に関する不安も寄せられた。

新型コロナウイルス問題は、社会の各分野に影響を及ぼしている。大学や学校・教育関係でも大きな影を落としていることになる。

学費・生活費などの大学生の不安についても、ていねいに対応すべきである。また受験生にとっては、学校の休校が続き予備校も閉鎖され、受験への影響も不透明であること、家庭の経済状況悪化の影響も受けていることなどの不安が生じていて、これもていねいに解決すべき課題となっている。

できるだけ早期に、思い切った施策や方向性をまとめる必要がある。
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