大阪市此花区の市立小学校で2019年度にいじめ案件があり、学校側が不適切対応をおこなったとして、被害児童の保護者が2020年6月12日、大阪市教委事務局に対して、事件の調査と当該校校長の懲戒処分などを求める申し入れをおこなった。
事件は2019年5月に発覚した。当時2年だった女子児童は、同じクラスだった男子児童から日常的に暴言や暴力などのいじめを受けていた。いじめは1年の頃から続き、2年進級後に激化したとみられるという。
学校側に被害を申し入れたものの、担任や校長は不適切な対応に終始していた。また加害児童保護者はいじめを正当化するような対応をとったとも指摘されている。
その後加害児童側は2学期末に指定区域外就学による転校を申し出たものの、その際に加害児童保護者が同じクラスの児童宅を「転校のあいさつ」と称して訪問し、被害児童と保護者から嫌がらせをされたかのように吹聴したという。
児童はストレスで一時視力が落ちる・夜中に飛び起きて泣き出すなどの症状を発症するなどし、適応障害と診断された。加害児童は去ったものの、いじめのトラウマや学校の不適切対応が重なり、登校できない状態が続いているという。
http://kyoukublog.wp.xdomain.jp/post-21246/
この案件は2020年3月6日の大阪市会教育こども委員会で議会質問がおこなわれ、「対応が不適切」だと指摘された。さらに2020年6月には、ネットメディアでも概略が報道された。
https://www.mag2.com/p/news/454332
このいじめ案件については、加害児童保護者側の対応もたいがいだが、学校、特に校長と担任教員の対応についても、目を疑うような内容が指摘されている。学校側の対応については、いじめに加勢している、ないしはいじめに追い打ちをかけていると言われてもおかしくないレベルの悪質さを感じる。
大阪市教委は何らかの形で改善策をとり、児童側の立場に立って行動すべきであろう。
事件は2019年5月に発覚した。当時2年だった女子児童は、同じクラスだった男子児童から日常的に暴言や暴力などのいじめを受けていた。いじめは1年の頃から続き、2年進級後に激化したとみられるという。
学校側に被害を申し入れたものの、担任や校長は不適切な対応に終始していた。また加害児童保護者はいじめを正当化するような対応をとったとも指摘されている。
その後加害児童側は2学期末に指定区域外就学による転校を申し出たものの、その際に加害児童保護者が同じクラスの児童宅を「転校のあいさつ」と称して訪問し、被害児童と保護者から嫌がらせをされたかのように吹聴したという。
児童はストレスで一時視力が落ちる・夜中に飛び起きて泣き出すなどの症状を発症するなどし、適応障害と診断された。加害児童は去ったものの、いじめのトラウマや学校の不適切対応が重なり、登校できない状態が続いているという。
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この案件は2020年3月6日の大阪市会教育こども委員会で議会質問がおこなわれ、「対応が不適切」だと指摘された。さらに2020年6月には、ネットメディアでも概略が報道された。
https://www.mag2.com/p/news/454332
このいじめ案件については、加害児童保護者側の対応もたいがいだが、学校、特に校長と担任教員の対応についても、目を疑うような内容が指摘されている。学校側の対応については、いじめに加勢している、ないしはいじめに追い打ちをかけていると言われてもおかしくないレベルの悪質さを感じる。
大阪市教委は何らかの形で改善策をとり、児童側の立場に立って行動すべきであろう。