秋田県立高校1年の男子生徒が同級生の女子生徒3人から継続的ないじめを受け精神的な症状を発症したなどとして、被害生徒が加害生徒側とその保護者を相手取り、再発防止と損害賠償を求める民事調停を起こしていたことが、2021年3月16日までにわかった。

秋田魁新報2021年3月16日の記事『県北の男子高校生「同級生の女子からいじめ」 調停申し立て』によると、被害生徒は2021年6月頃から、同級生の女子生徒3人から「死ね」「目障り」などと継続的に暴言を受け続けたという。さらに、飲み物を買ってくるよう命じられる、実習で汚れた長靴を顔に突きつけられるなどのいじめもあったという。

被害生徒は2021年1月、教室で意識を失って倒れ、いじめが原因とみられる急性ストレス反応と診断された。翌日から登校できない状態になったとされる。

被害者側は2021年2月に民事調停を申し立てた。

精神的な症状発症に追い込み、また登校できない状態にさせられ、自殺を考えて遺書を書くところまで追い詰められたなど、いじめの内容は極めて悪質なものである。こういう加害行為には必要な被害回復措置がとられなければならない。
このエントリーをはてなブックマークに追加 編集