新型コロナウイルスの感染確認者数が1日あたり1000人を超える日も出るなど過去最悪の広がりを見せている大阪府は2021年4月14日、府庁の対策会議で、感染拡大防止策の一環として府内の学校に対して、学校の部活動の自粛などを要請する方向性を決めた。

中学校・高校などでの部活動については原則休止を呼びかけ、大会出場などやむを得ない事情があると学校長が判断した場合は1時間以内の短時間練習にとどめるよう要請する。また大学についても、原則として対面授業を自粛してリモートに切り替えるよう要請するとしている。

期間は2021年5月5日までとする。

大阪府では感染状況が極めて悪化している状態になっている。感染確認者数も増加し、また若い世代での広がりや重症化の事例も報告されているなど、懸念が強まっている。

これらのことを考慮すれば、感染対策として一定の措置を要請することはやむを得ないかもしれないという印象も受ける。その一方でこれまでの大阪府のやり方はちぐはぐすぎたという印象も受けている。
このエントリーをはてなブックマークに追加 編集