「週刊新潮」2022年9月1日号(ウェブ版では2022年9月3日配信)で、『あなたの子どもも統一教会に狙われている? 「入学祝い」「実験教室」を利用した手口を解説』とする記事が掲載されている。
旧称の統一協会(統一教会とも)として知られ、現在は世界平和統一家庭連合と名乗る団体について、学校現場に巧妙に接近しているという記事である。
記事では、宮城県南三陸町で、統一協会系団体が小学校に「入学祝い」を寄付し、学校を通じて新入生児童に配布していたとする指摘がされている。
この記事、および「河北新報」2022年9月3日『小学校入学祝いに統一教会系の冊子配布 宮城・南三陸町教委』を総合すると、経緯は以下のようになっているとのこと。
2022年4月に小学校に入学した児童を持つ保護者が、入学式で子どもが持ち帰った配布物の中に「世界平和女性連合」名の封筒があったのを見つけた。封筒には、統一協会の主張が掲載されているとみられる冊子や、鉛筆などの文房具が同封されていた。
統一協会の関連団体だと気づいた保護者が教育委員会に問い合わせた。しかし南三陸町は、当該団体が「東日本大震災の被災地支援を継続的にしてきた団体だと認識していた」として、特に問題視しなかったとされる。当該団体から入学祝いの提供の申し出があったことから、2018年度以降、提供を受けて町立小学校全校の新入生に配布していたという。
安倍晋三元首相の事件があった2022年7月以降、再び指摘を受けた町は、「今後は当該団体からの提供は受け取らない」とした。
また記事では、大阪府箕面市立小学校でおこなわれている、校外の市民らがボランティアで携わる課外活動で、統一協会系の学生団体「CARP(原理研究会)」が、児童対象の科学実験教室を継続的におこなっていたことについても指摘されている。箕面市の事例については、2022年8月にほかのメディアでも大きく報道された内容でもある。
http://kyoukublog.wp.xdomain.jp/post-24357/
これらの記事で指摘されている内容では、反社会的な活動をしているとして警戒されている団体が巧妙に学校現場に近づいているということにもなる。
こういうことは、極めてまずい。警戒が必要だし、万が一そのようなことが発覚した場合には適正な対応を図っていかなければならない。
旧称の統一協会(統一教会とも)として知られ、現在は世界平和統一家庭連合と名乗る団体について、学校現場に巧妙に接近しているという記事である。
宮城県南三陸町での事例
記事では、宮城県南三陸町で、統一協会系団体が小学校に「入学祝い」を寄付し、学校を通じて新入生児童に配布していたとする指摘がされている。
この記事、および「河北新報」2022年9月3日『小学校入学祝いに統一教会系の冊子配布 宮城・南三陸町教委』を総合すると、経緯は以下のようになっているとのこと。
2022年4月に小学校に入学した児童を持つ保護者が、入学式で子どもが持ち帰った配布物の中に「世界平和女性連合」名の封筒があったのを見つけた。封筒には、統一協会の主張が掲載されているとみられる冊子や、鉛筆などの文房具が同封されていた。
統一協会の関連団体だと気づいた保護者が教育委員会に問い合わせた。しかし南三陸町は、当該団体が「東日本大震災の被災地支援を継続的にしてきた団体だと認識していた」として、特に問題視しなかったとされる。当該団体から入学祝いの提供の申し出があったことから、2018年度以降、提供を受けて町立小学校全校の新入生に配布していたという。
安倍晋三元首相の事件があった2022年7月以降、再び指摘を受けた町は、「今後は当該団体からの提供は受け取らない」とした。
大阪府箕面市での事例
また記事では、大阪府箕面市立小学校でおこなわれている、校外の市民らがボランティアで携わる課外活動で、統一協会系の学生団体「CARP(原理研究会)」が、児童対象の科学実験教室を継続的におこなっていたことについても指摘されている。箕面市の事例については、2022年8月にほかのメディアでも大きく報道された内容でもある。
http://kyoukublog.wp.xdomain.jp/post-24357/
巧妙な潜り込み
これらの記事で指摘されている内容では、反社会的な活動をしているとして警戒されている団体が巧妙に学校現場に近づいているということにもなる。
こういうことは、極めてまずい。警戒が必要だし、万が一そのようなことが発覚した場合には適正な対応を図っていかなければならない。