兵庫県立高校2校で2017年度から2022年度にかけて、統一協会(世界平和統一家庭連合)関連の外部講師を招聘して性教育にかかわる生徒向け講演会を実施していたことがわかった。
2022年10月5日に兵庫県議会の議会質問でとりあげられ、明らかになった。
「世界平和女性連合」の地方組織の女性幹部でもある大学教員が、2017年度に神戸市の県立高校で、また2018年度から2022年度にかけて姫路市の同じ県立高校で4回、計5回にわたり、性教育の講演会をおこなったとされる。主に性感染症の予防をテーマにしていた。
いずれも、担当教員が過去の講演実績などを参考にして依頼の方針を決め、校長が最終承認したとされる。
報道の範囲だけでは、人選のプロセスなどは必ずしも明確でない部分はある。担当教員らが統一協会との関係に気づかずに、講演内容を「普通のもの」と思い込んで選定したのか、それ以上のものがあったのか、という点については、報道の範囲では明示されていない。
いずれにしても結果的に、社会的に問題視されるような活動をおこなっている団体の関係者、しかも保守的を通り越したような特異な性教育観を持つ団体の関係者が、性教育の講演会をおこなうなど、まずいことになってしまっている。
またそういう団体や関係者が、安易に学校現場に近づける状況になっているというのも、恐ろしい。
(参考)
◎旧統一教会の関連団体幹部、神戸と姫路の県立高校で講演 性教育テーマに5回 兵庫県教委が認める(神戸新聞 2022/10/5)
2022年10月5日に兵庫県議会の議会質問でとりあげられ、明らかになった。
「世界平和女性連合」の地方組織の女性幹部でもある大学教員が、2017年度に神戸市の県立高校で、また2018年度から2022年度にかけて姫路市の同じ県立高校で4回、計5回にわたり、性教育の講演会をおこなったとされる。主に性感染症の予防をテーマにしていた。
いずれも、担当教員が過去の講演実績などを参考にして依頼の方針を決め、校長が最終承認したとされる。
報道の範囲だけでは、人選のプロセスなどは必ずしも明確でない部分はある。担当教員らが統一協会との関係に気づかずに、講演内容を「普通のもの」と思い込んで選定したのか、それ以上のものがあったのか、という点については、報道の範囲では明示されていない。
いずれにしても結果的に、社会的に問題視されるような活動をおこなっている団体の関係者、しかも保守的を通り越したような特異な性教育観を持つ団体の関係者が、性教育の講演会をおこなうなど、まずいことになってしまっている。
またそういう団体や関係者が、安易に学校現場に近づける状況になっているというのも、恐ろしい。
(参考)
◎旧統一教会の関連団体幹部、神戸と姫路の県立高校で講演 性教育テーマに5回 兵庫県教委が認める(神戸新聞 2022/10/5)