長崎市の私立瓊浦高校のバドミントン部の男性監督が、部員に対して日常的に暴行をともなう指導をおこなっていたと指摘されている。2022年12月14日の『文春オンライン』で報じられている。

同校は2022年度のインターハイで優勝するなど、強豪として知られているとされる。

2022年1月頃に撮影されたとされる動画では、監督が練習中の部員の尻を蹴り上げる様子が映っていた。動画は、練習の際に部員のフォームをチェックする目的で撮影されていたが、そこに暴行の様子が映っていたということになる。

監督はこのほかにも、iPadで部員を殴る、首をつかんで揺する、パイプ椅子を投げるなどの暴力行為を日常的に繰り返していた。

学校側は、週刊誌取材を受けて当該監督を部活動指導から外したが、処分などについては「所定の手続きを経る必要があり、すぐに決められない」としている。

部活動のいわゆる強豪校とされる学校での指導者による暴行がまた発覚したことになる。このようなものは指導とは言えず、人権侵害にあたる。
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