大阪市の私立中高一貫の男子校・清風高校での生徒への頭髪規定、在校生・卒業生や地域では「清風カット」として知られる独自の髪型について、在校生らが校則撤廃を求め、2022年に大阪弁護士会に人権救済を申し立てていたことが明らかになった。各マスコミで報じられている。

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清風高校の校則では、頭髪について、「必ず裾と耳もと全体を刈り上げしなければならない」と規定されている。頭髪検査があり、一定以上の長さになっていれば一両日中に理髪店での調髪を求められるという。従わない場合は退学もあるとされている。

この髪型は「清風カット」として知られ、学校近隣の理髪店では「清風カットに対応できます」と掲げているところもある。

この「清風カット」について、生徒からの不満が出て署名活動や人権救済申し立てに至ったという経過である。

学園側は「校則は学園の伝統」などとして、変更の意思はないとしている。

しかしながら、生徒からの不満が出ていることや、また髪型は学校生活だけでなく私的領域にもかかることでもあることから、見直すべきところは見直すという対応も必要になってくるのではないかとも感じる。

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