山口県立光高校で2021年度、当時1年だった男子生徒へのいじめがあり、被害生徒が通信制高校への転校を余儀なくされていたことが、2023年3月10日までにわかった。
報道によると、いじめ事件の経過は大筋で以下のようになっているという。
山口県立光高校に入学した生徒は、1年だった2021年秋ごろから、複数の同級生から「きもい」「殴りたい」などの暴言を受けるなど、いじめの標的にされた。学校側に相談しても対応されず、不登校状態になったのち、2年時の2022年7月に退学し、通信制高校への転校を余儀なくされたと訴えている。
山口県教育委員会は2022年6月にいじめの調査委員会を設置したものの、被害者側には調査内容については伝えられていないという。
被害者側は2023年3月10日、山口県教委といじめ調査委員会に対し、調査報告書を想起にまとめることなどを求める要望をおこなった。
いじめの内容については、暴言や排除などがあったと指摘されている。被害生徒への攻撃であり心身に重大な影響を与えるものであり、詳細を調査した上で必要な対応をしていく必要がある。
山口県立光高校では2005年6月、いじめ被害に耐えかねた当時3年の生徒が、いじめの報復として、いじめ加害者とされた生徒が在籍するクラスの教室に、授業中に爆発物を投げ入れる事件も発生している。その事件を連想した。
http://kyouiku.starfree.jp/d/post-6847/
爆発事件は事件発生から18年近く経過している案件であり、今回の件とは直接の関連性はない。とはいえども、「悪口などのいじめで生徒を追い詰めた」という事件の構図という意味では、今回の案件とも共通性を感じるものである。
今回の案件については、被害生徒が「学校側に被害を訴えても対応されなかった」と訴えているとされることも、気になる点である。学校側の対応がどうだったのかも、検証が必要であろう。
経過
報道によると、いじめ事件の経過は大筋で以下のようになっているという。
山口県立光高校に入学した生徒は、1年だった2021年秋ごろから、複数の同級生から「きもい」「殴りたい」などの暴言を受けるなど、いじめの標的にされた。学校側に相談しても対応されず、不登校状態になったのち、2年時の2022年7月に退学し、通信制高校への転校を余儀なくされたと訴えている。
山口県教育委員会は2022年6月にいじめの調査委員会を設置したものの、被害者側には調査内容については伝えられていないという。
被害者側は2023年3月10日、山口県教委といじめ調査委員会に対し、調査報告書を想起にまとめることなどを求める要望をおこなった。
雑感
いじめの内容については、暴言や排除などがあったと指摘されている。被害生徒への攻撃であり心身に重大な影響を与えるものであり、詳細を調査した上で必要な対応をしていく必要がある。
山口県立光高校では2005年6月、いじめ被害に耐えかねた当時3年の生徒が、いじめの報復として、いじめ加害者とされた生徒が在籍するクラスの教室に、授業中に爆発物を投げ入れる事件も発生している。その事件を連想した。
http://kyouiku.starfree.jp/d/post-6847/
爆発事件は事件発生から18年近く経過している案件であり、今回の件とは直接の関連性はない。とはいえども、「悪口などのいじめで生徒を追い詰めた」という事件の構図という意味では、今回の案件とも共通性を感じるものである。
今回の案件については、被害生徒が「学校側に被害を訴えても対応されなかった」と訴えているとされることも、気になる点である。学校側の対応がどうだったのかも、検証が必要であろう。