2023年度全国学力テストが、2023年4月18日に全国一斉に実施された。
中学校3年対象の学力テストでは、4年ぶり2回目となる英語の試験が追加された。「話すこと」の技能を問う設問では、前回はUSBメモリーに解答音声を吹き込む方式だったが、今回はオンラインで出題・解答をおこなう方式で実施するという。もんか暑の専用サーバにタブレット端末でネット接続し、出題内容の指示を受けて端末に解答を録音し送信する方式だとしている。
ネット環境の混雑を避けるため、「話す」試験については、当日は全国約10000校弱のうち約500校の実施にとどまり、5月下旬までかけて文部科学省が指定する日に分散して実施するとしている。
「読む・書く」試験については従来通りの筆記試験、「聞く」試験については録音音声を聴いて解答を紙に書き込む方式となっている。
全国学力テストについては、過去の経緯から、「学校間・地域間の競争と序列化」目的になると指摘されている。平均点や順位の公表などにより、事前対策などが横行する形になり、学力把握には役立たないということにもなっている。児童・生徒一人一人の学力状況把握という意味でも、全体的な傾向を探るという意味でも、両方とも中途半端な状況になってしまっている。
もはや、意義のある試験とはいえない状況になっている。
また英語については、「スピーキングテスト」については、採点基準が不透明になってしまうことや、機械の不調の問題などの問題点もある。東京都の高校入試でも問題になったが、全国学力テストでもそういうことが起こりかねず、大規模な試験としてはなじまないのではないかとも思われる。
中学校3年対象の学力テストでは、4年ぶり2回目となる英語の試験が追加された。「話すこと」の技能を問う設問では、前回はUSBメモリーに解答音声を吹き込む方式だったが、今回はオンラインで出題・解答をおこなう方式で実施するという。もんか暑の専用サーバにタブレット端末でネット接続し、出題内容の指示を受けて端末に解答を録音し送信する方式だとしている。
ネット環境の混雑を避けるため、「話す」試験については、当日は全国約10000校弱のうち約500校の実施にとどまり、5月下旬までかけて文部科学省が指定する日に分散して実施するとしている。
「読む・書く」試験については従来通りの筆記試験、「聞く」試験については録音音声を聴いて解答を紙に書き込む方式となっている。
全国学力テストについては、過去の経緯から、「学校間・地域間の競争と序列化」目的になると指摘されている。平均点や順位の公表などにより、事前対策などが横行する形になり、学力把握には役立たないということにもなっている。児童・生徒一人一人の学力状況把握という意味でも、全体的な傾向を探るという意味でも、両方とも中途半端な状況になってしまっている。
もはや、意義のある試験とはいえない状況になっている。
また英語については、「スピーキングテスト」については、採点基準が不透明になってしまうことや、機械の不調の問題などの問題点もある。東京都の高校入試でも問題になったが、全国学力テストでもそういうことが起こりかねず、大規模な試験としてはなじまないのではないかとも思われる。