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千葉県教育委員会は県内の県立学校と市町村教育委員会に対して、新型コロナ対策でのマスク着用について、「マスク着用は原則不要」「教職員が率先して外すことで、児童・生徒に指導する」とした通知を出した。

通知は2023年5月19日付で出され、同22日に報道発表した。

報道では、以下のようなことが背景にあったと指摘されている。
 県教委によると、4月6日に設置した電話相談窓口に対し、保護者などから「児童・生徒がマスクを外す選択をしたくても外せない状況にある」といった内容の相談が多く寄せられたという。

(中略)

通知では「マスク着用は原則不要」と明記。マスクを外す意義について、児童・生徒同士が表情豊かにコミュニケーションを図る機会を尊重し、教職員が一人一人のさまざまな状況を読み取り、きめ細やかな指導・支援をする必要があるとした。

一方で、着脱は個人の判断を尊重。「基礎疾患等を有する場合などさまざまな事情によりマスク着用を要する者への配慮を十分に行う」ことも求めた。
【速報】学校でのマスク着用「教職員が率先して外し指導を」 千葉県教委、県立校や市町村教委に通知  「選択できない」保護者相談多く(千葉日報 2023/5/22)

新型コロナ対策については、政府方針により、2023年5月より取り扱いが「5類」へと変更になり、また文科省などはそれに先立つ4月より学校現場でのマスク着用方針の緩和などを打ち出していた。政府方針を受け、各地の教育委員会でも取り扱いの変更が打ち出されている。

しかし、これらの扱いについてはあくまでも行政としての取り扱い方の変更である。ウイルスそのものが絶滅した・あるいは医学的な対策が進化したなどの医学的な意味での変化ではない。

行政としての取り扱いが変わっても、引き続き不安を持っているという人も当然いることにもなる。

マスクの着用が「不要」と明記する方向になると、そのことが「マスクを外せ」という同調圧力や事実上の強制となりうるのではないかという、危惧や不安を感じる。

あくまでも「児童生徒はもちろん、教職員も含めて、一人一人の主体的な考え」を尊重していくような方向性で対応していくことが必要なのではないか。

(参考)
◎【速報】学校でのマスク着用「教職員が率先して外し指導を」 千葉県教委、県立校や市町村教委に通知  「選択できない」保護者相談多く(千葉日報 2023/5/22)
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