三重県桑名市立精義小学校で2023年5月、5年の担任教諭が児童に約2時間にわたって不適切指導をおこない、児童が給食を食べきれない状態になっていたことがわかった。

報道によると、同校では2023年5月23日、児童の言動に問題があったとして、担任教諭が授業を中断し、この児童を約2時間にわたって指導した。指導は給食時間中にもおよび、児童は給食を食べる時間がほとんどなくなり、その日の給食の大半を食べられずに残したという。

学校側は「行き過ぎた指導」として、教諭を口頭注意したという。

同校では、2年の別の教諭が、児童同士のトラブルでの指導の際に、相手側の児童にカッターナイフを渡す不適切行為があったと指摘されたばかり。

指導の内容の詳細については報道では現時点では必ずしも明らかではないが、少なくとも、給食が食べられない状況になるような方法は、適切だとは言えない。
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